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<家族の無事を確認する【後編】> 「災害用伝言サービス」を知っておく

すぐに自宅に戻れない、でもどうしても家族と連絡をとりたい!そんなときは「災害用伝言サービス」 の出番です。存在さえ知っていればカンタンな操作で安否確認や連絡ができます。

固定電話用とスマホ・ケイタイ用、2種類の 「災害用伝言サービス」 がある

震度6以上の地震など、大規模災害発生時に被災地に電話が殺到してつながりにくい状況になったとき、通話にかわる連絡手段として提供されるのが「災害用伝言サービス」です。「通話規制」下で回線が込み合っていても、「災害用伝言サービス」はつながりやすくなっています。

「災害用伝言サービス」には大きく2種類あり、NTTの固定電話・公衆電話等を使うなら音声で伝言できる[災害用伝言ダイヤル 171 (忘れてイ・ナ・イ)]を、スマホ・ケイタイを使うなら文字情報で伝言できる[災害用伝言板]を利用して、自分の安否を知らせる&相手の安否を知ることができます。

そもそも自宅に固定電話がない!という人は[災害用伝言板]を。携帯キャリアをまたいで利用できる


<2つの災害用伝言サービス のポイント>

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■固定電話・公衆電話 = [災害用伝言ダイヤル 171]
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◇利用方法 : [171] にダイヤル

固定電話番号を市外局番(054等)から登録、案内ガイダンスに従って音声を録音&再生

・伝言の登録は指定された被災エリアの固定電話番号のみ(再生は各地から可能)
・スマホ・ケイタイからも録音&再生はできるが、携帯電話番号での登録はできず、つながりにくいケースも

<追記>2016.10.28
現在「災害用伝言ダイヤル(171)」は機能追加され以前は録音&再生でしか使えなかった
・携帯電話
・050を含むIP電話
・PHS
が番号登録もできるようになりました。
他の細かな機能追加は下記、リンク(「NTT西日本」公式HP)にてご確認ください

・1回の録音は30秒まで、48時間保存、最大10件 
・暗証番号が使えるので、利用者同士であらかじめ決めておけば第三者に内容を聞かれることはない

NTT西日本 災害用伝言ダイヤル(171)

https://www.ntt-west.co.jp/dengon/

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■スマホ・ケイタイ = [ 災害用伝言板 ]
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◇利用方法 :  トップメニューの[災害用伝言板]

登録を選び項目選択&コメント入。伝言確認する人は相手の携帯電話番号を入力し検索&確認

・ネット接続可能な携帯キャリア各社で利用OK、申込不要
・伝言の確認はどの携帯キャリア間、パソコン・PHSでも「全社一括検索」を使って可能
・事前に安否を知らせたい人のメールアドレスを登録しておけば、伝言を登録すると自動で通知(安否「お知らせメール」を送信)してくれる
・安否「お知らせメール」の送受信は迷惑メール設定(URLリンク付メール)に注意

[災害用伝言ダイヤル 171] の録音&再生には通話料がかかりますが、避難所設置の「特設公衆電話」からは無料です。自分も相手も、万一使える通信機器が何もない状況になったとしても、「特設公衆電話」で[災害用伝言ダイヤル 171]を使えば連絡を取り合うことができます。


[災害用伝言ダイヤル 171] と [災害用伝言板]。名前が似ているので同じサービスのこと?と混乱してしまいそうですが、[171]は留守番電話のようなもの、[災害用伝言板]はネット接続できる場合の文字情報サービスだ、と覚えておきましょう。

[災害用伝言板] 携帯キャリアごとのアクセスを確認しよう

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■NTTドコモ
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iMenu →災害用安否確認 →災害用伝言板
dメニュー → 災害用伝言板

・被災地の人へ伝言の登録を依頼(登録お願いメール)することが可能

◇NTTドコモ 災害用伝言板

https://www.nttdocomo.co.jp/info/disaster/disaster_board/

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■au
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EZボタン → トップメニュー → 災害用伝言板
auスマートパス → トップメニュー →災害用伝言板 または au「災害対策」アプリ

◇au 災害用伝言板サービス

http://www.au.kddi.com/mobile/anti-disaster/saigai-dengon/

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■ソフトバンク
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「Yahoo!ケータイ」 → トップ画面 → 災害用伝言板
「My SoftBank」にログイン → 災害用伝言板 または 「災害用伝言板」アプリ

◇SoftBank 災害用伝言板

http://www.softbank.jp/mobile/service/dengon/

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■Yモバイル
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ケータイ(PHS)/公式サイト → 災害用伝言板 または http://dengon.clubh.ne.jp
スマホ/「災害用伝言板」アプリ

◇Yモバイル 災害用伝言板

http://www.ymobile.jp/service/dengon/

「災害用伝言板」はもともとケイタイ用のサービスで、スマホでの利用には各事業社・端末・契約・アプリ有無・接続環境等により制限があります。自分のスマホでスムーズに災害用伝言板までアクセスできるのか、上記を参考に必ず事前に確認しておきましょう。安否「お知らせメール」の宛先登録や必要なアプリのダウンロードも、同じタイミングでやっておけば安心です。


ここまで紹介してきた2つの「災害用伝言サービス」。2つともいざというときスムーズに使えるよう、体験期間(毎月1日・15日、正月三が日ほか)が設けられています。[災害用伝言板]ではアクセス方法の確認を1日か15日にすれば、同時に体験もできて一石二鳥ですね。

最後に大切なことは、連絡手段を複数持っていれば、相手と連絡がつく可能性は格段に高まる、ということです。通話・メール・SNS・各種ウェブサービス、そしてこの「災害用伝言サービス」のうち、どれが役立つのかは災害規模や時間の経過、受け取る相手の状況、その時点でのウェブサービスの進化によっても変わってきます。

災害時はメールやLINE等慣れ親しんだ連絡方法にこだわりすぎず、「災害用伝言サービス」も利用しよう、と家族で話しあっておきましょう。連絡手段がひとつ増えるだけでも、心強くなるはずですよ。

まとめ

<家族の無事を確認する【後編】> 「災害用伝言サービス」を知っておく

● 「災害用伝言サービス」は、固定電話向けとスマホ・ケイタイ向けの2種類がある

● 通話・メール・SNSにプラス 「災害用伝言サービス」 を使おう、と家族で話しあっておく

● とくにスマホは [災害用伝言板] が利用可能か、体験期間を使って要確認

● 最後は手元に何もなくても 避難所設置の 「特設公衆電話」 で連絡できる

【監修】 内閣府火山防災エキスパート/静岡大学防災総合センター教授 岩田孝仁

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