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静岡市に住む人の 「防災やること」TOP 5 <後編>

ピンポイント天気予報や台風・豪雨情報がわかる『サイポスレーダー』と、ひなん所までのルートや移動時間がわかる『静岡避難所マップ』。「防災やること・後編」では2つの静岡お役立ちサイトを紹介します。

知りたい身近なスポットの天気がわかる「サイポスレーダー」

静岡県が運営する、お天気&防災の総合サイトが 「サイポスレーダー」 です。

特徴は「予報や観測データのエリア分けが細かく、情報更新も5~60分おき」と他の気象ポータルサイトではみつけにくい、静岡市内のきめ細やかな気象情報が手に入ること。

「大雨いつまで続くの?」「河川があふれないか心配…」「台風の進路が気になる」etc.。そんなときは[1時間ごとのピンポイント天気予報][5分おきの観測雨量][10分おきの観測水位][発表中の注意報・警報]など、「サイポスレーダー」内のコンテンツで知りたい気象情報がすぐわかります。

<静岡県・『サイポスレーダー』>

「サイポスレーダー」PC版・スマホ版のトップページ。PC版は専門家向けの詳細データが多く、スマホ版は一般の人が日常で役立つ情報に整理されている。

PC版

http://sipos.pref.shizuoka.jp/

スマホ版

http://sipos.pref.shizuoka.jp/smartphone/

データは市町の防災担当者も使う、民間気象会社「ウェザーニュース」と契約。トップページではその時点で警報・注意報が発表されているジャンルを重要度によって色を変えて目立たせ、わかりやすく誘導してくれます。

利用がはじめての人は、人気コンテンツに絞って表示される[スマホ版]からアクセスすれば、すぐにスムーズに使いこなせそうです。



「サイポスレーダー」 4つのおすすめコンテンツ

たくさんの気象コンテンツがある「サイポスレーダー」 ですが、日常生活にも役立つおすすめコンテンツが下記の4つです。

[1]ピンポイント天気予報

お天気や気温・降水量が知りたい地点ごと1時間おきに細かく表示される。[画像/PC版]

たとえば静岡市内なら、各区役所付近など6ヵ所の地点ごとの天気予報を掲載。1時間おきに最大42時間先までの詳細な予報と、7日分の週間予報もひと目でわかります。

お天気アイコンやデータを見れば「○時には雨が上がりそう」「△時が最高気温だから注意しよう」など、自分の予定と照らし合わせて使えます。

[スマホ版]
 トップページ
 ↓
「ピンポイント予報」
 ↓
 エリア
 ↓
 地点

[PC版]
 トップページ
 ↓
 気象情報
 ↓
「静岡県 ▼」からプルダウンでエリア選択
 ↓
 マップ上から地点選択

[2]河川水位グラフ

安倍川・牛妻地区での水位グラフ例。グラフ内の水色の折れ線が水位実況。[画像/スマホ版]

河川ごと様々なポイントでの水位増減を、30分刻みで折れ線グラフに表示。緑~赤のラインを基準に、はん濫(河川の水が堤防を越えてあふれること)の危険があるのか判断できます。

[スマホ版]
 トップページ
 ↓
「水位情報」
 ↓
 エリア
 ↓
 市町
 ↓
 地点

[PC版]
 トップページ
 ↓
 観測データ
 ↓
 雨量・水位一覧表
 ↓
 マップ上からエリア選択
 ↓
 河川と地点

[3]雨量グラフ

駿河区有明町での雨量グラフ例。この日は赤い折れ線の累加雨量(降り始めから累積した降雨量)が急激に増加したことが分かる

雨量は静岡市内では16地点の実況値(最新の観測データ)を、青色の棒グラフで示します。黄色・オレンジの基準線を越えると、注意報や警報が発表されるほどの激しい雨量だと分かります。

[スマホ版]
 トップページ
 ↓
「雨量情報」
 ↓
 エリア
 ↓
 市町
 ↓
 地点

[PC版]
 トップページ
 ↓
 観測データ
 ↓
 雨量・水位一覧表
 ↓
 マップ上からエリア選択
 ↓
 地点

[4]ライブカメラ/河川・海岸・道路

葵区上土のライブカメラ映像。水位・雨量のデータも一画面内に表示され、使いやすい

河川・海岸・道路の各ポイントで、管理者設置の定点カメラの「ライブ映像」(現在の様子)が見られます。

たとえば河川映像では平常時の写真も同時掲載。今どれくらい水かさが増えたのか、平常時と比較して判断することができます。これで豪雨時気になる川の様子も、危険をおかして見に行く必要がなくなります。

[スマホ版]※河川の場合
 トップページ
 ↓
「ライブカメラ」
 ↓
 河川・海岸・道路から選択
 ↓
 エリア
 ↓
 地点

[PC版]※河川の場合
 トップページ
 ↓
 ライブカメラ
 ↓
 マップ上からエリア選択
 ↓
 マップ上から地点選択


とくに近所にライブカメラのある河川があり、台風シーズンになるといつも気になる、という人はふだんから大雨が降ったらライブ映像と水位グラフを見ておきましょう。

そうすれば「このぐらいの雨だと、河川の増水はこれぐらい。心配し過ぎなくても大丈夫だな…」と感覚が掴めるようになります。




以上4つのコンテンツを紹介しました。どれもブックマークしておけば、気になった時さっと確認できて便利です。

いちどは確認しておきたい、ジブン防災 『静岡避難所マップ』

もう一つのお役立ちサイトは、「ジブン防災」内の『静岡避難所マップ』です。

どんな場所で災害にあったとしても、「自宅に帰りたい」と思う人がほとんどでしょう。自宅に戻れる人は戻り、必ずしも“ひなん所”にひなんする必要はありません。

先の熊本地震でも、自宅に留まれる人は自宅に戻り、昼は自宅を拠点にひなん所に出向き情報や食料を得る。就寝中の地震が心配な夜だけひなん所で過ごす、という使い方をする人が多くいました。

ひなん所は災害発生後、住まいが確保できなくなった人の生活の場であると同時に、ライフラインの止まった自宅で自力で過ごしながら被災生活を送る人への「情報&物資提供ステーション」の役割も持っています。

ひなん所に集まる情報・食料・生活物資は、そこで過ごす人のためだけでなく、地域住民で共有するのが原則です。自宅が無事であった人も、身を寄せている人と同じように情報・食料等の提供を受けられるのが“ひなん所”なのです。

周辺エリアのひなん所(災害で住まいを確保できなくなった人を受け入れる、学校等の建物)がわかる。

■『静岡避難所マップ』

https://machipo.jp/bousai/map

または  トップページ「マップ」をタップ

静岡市内のひなん所&AED設置場所が、現在位置と住所入力の2通りから調べられます。はじめに画面を開くと現在位置周辺のひなん所が、緑のピンで表示されます。

緑のピンをタップすると、ひなん所の名称や利用可能人数などの詳細情報が立ち上がります。[▲ここへ行く]ボタンをタップすれば、googleマップで現在地からひなん所までのルートと移動時間が表示されます


画面はそのまま、今度は緑のタブ[AED設置場所]をタップすると、同じエリアのマップ上に赤いピンで、AED設置場所が表示されます。

[AED設置場所]タブを開いたところ。AED(エーイーディー)とは、心停止で倒れた人の心臓に電気ショックを与え、心臓の働きをとり戻す医療機器のこと。居合わせた一般の人が使うことで、人命を救える。

こちらも赤いピンをタップすると、AED設置の具体的な場所や利用可能時間などの詳細情報が立ち上がります。[▲ここへ行く]ボタンも同様に使えます。



静岡に住む人なら、最寄りひなん所の場所は「自宅近くの学校だよね!」等、見当がつく人も多いかと思います。

ですが買い物中やおでかけ中、通勤通学途中など、どのタイミングで災害時に遭うかは分かりません。また実家を離れたひとり暮らしや勤務地が遠方にあるなど、日々の生活で関わりが深いのに土地勘はない、という場合もあるでしょう。

そんなときよく行くスポットの最寄りひなん所はどこか、どの道がひなんルートなのか、移動時間はどれくらいか。事前に確認しておければ、もしもの瞬間が来てしまったとしても少しは冷静に行動することができそうです。

『静岡避難所マップ』の使い方はとてもカンタンです。
ぜひいちどアクセスして、気になる場所の最寄りひなん所をチェックしておいてください。



静岡市に住む人の 「防災やること」TOP 5 <後編>

●[4] 静岡の天気&防災情報なら更新の早い『サイポスレーダー』をブックマーク

●スマホ版の「ピンポイント予報」「雨量情報」「水位情報」「ライブカメラ」がおすすめ

●[5]『静岡避難所マップ』をブックマーク、最寄りひなん所とルート&移動時間を確認

●ひなん所は自宅での被災生活時も「情報&物資提供ステーション」として役立つ

●いちどでもアクセスしておけば、気が動転するもしもの場合でも、迅速なひなんに役立てられる

【監修】 内閣府火山防災エキスパート/静岡大学防災総合センター教授 岩田孝仁

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    • 静岡避難所マップ

      静岡市内の緊急避難所を地図上で探すことができます。現在地から避難所までのルートも表示されます。

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