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おはなし会や映画などのイベントも楽しめる、市内トップの貸出点数を誇る南部図書館

読みたい本が探しやすく、さまざまな工夫を凝らした新しい本との出会いの場が用意されている静岡市立南部図書館。2階にはDVDの視聴コーナーがあり、視聴覚ホールでは無料の映画上映会も開催されています。気負わずに文化的な楽しみに触れることができ、市民から親しまれる南部図書館の取り組みをご紹介します。

駿河区の拠点館として、充実の図書・視聴覚資料を収集

1階一般コーナー

登呂遺跡の復元家屋をモチーフにした、特徴的な外観の「静岡市立南部図書館」。平成4年に、静岡市南部地区14万人への生涯学習の拠点として開館。静岡市立図書館12館の中で、トップの登録者数・貸出点数を維持しています。


また、平成24年に、2階にあった視聴覚センター(MAVIC)の一部事業を引継ぎ、視聴覚資料の収集・保管、DVD視聴サービスも行っています。視聴覚ホールでは、「南部木曜シネマ」「こどもシネマ館」などのイベントが開催され、年配の方から子どもまで、本だけではなく、視聴覚も楽しめる施設として多くの市民が訪れています。

訪れたらまず最初にチェックしたい、新着図書や特集コーナー

1階特集コーナー

館内は、正面の受付カウンターを挟んで、右側の一般コーナーと左側のこどもコーナーとに分かれています。カウンター付近には、新着図書や返却されたばかりの本が置かれているので、まずは最初にここをチェックするのがおすすめです。誰かがおもしろいと思って借りた本なので、いい本が見つかるかも。


一般コーナーの雑誌が置かれる付近には、特集コーナーも設置されています。他機関からの持込企画や、図書館職員のおすすめ本などが置かれ、普段手にしないような新しいジャンルの本に出会えるので、ぜひここもチェックを。

乳幼児から自然に本と仲良くなれる「おはなし会」などのイベントを開催

1階こどもコーナー

こどもコーナーの奥には、靴を脱いで過ごせるおはなしコーナーがあります。ちょっとしたステージのようになっており、絵本や紙芝居の読み聞かせを楽しむ親子を見かけます。季節の児童書や定評のある絵本を集めたコーナーもあり、借りる本に迷ったらここから探してみてください。


職員やボランティアによる「おはなし会」を定期的に開催しています。毎回、違うプログラムが用意されているので、訪れるたびに新しい絵本や乳幼児向けの遊びを知る機会になると好評。ママ友と知り合うチャンスもありそう。

●「かみしばいとおはなしのへや」 毎週水曜(国民の祝日を除く) 15:00~
●「赤ちゃん向けおはなし会 おはなしコアラ」 第1・2・3水曜、第4木曜 いずれも10:30~
●「おはなしポッケ」 第2土曜 10:30~
●「おはなしくれよん」 第4土曜 10:30~
※読み聞かせ、紙芝居、手遊び、わらべ歌、折り紙・工作など

おはなし会の様子

映像視聴コーナーのDVDも充実のラインナップ

2階映像視聴コーナー

2階へ上がると、正面に受付カウンター、右側には閲覧コーナーがあり、読書や学習スペースとして利用されています。左側には、視聴覚ホールと映像視聴コーナーがあり、視聴ブースは、予約待ちが出るほど連日大盛況です。DVDは、映画からアニメ・教養系まで約1,900点を所蔵。上映会のない日でも映画を鑑賞できる人気のスポットとなっています。

映画上映会や落語、映画監督のトークショーなど、さまざまなイベントを無料で開催

『ツヒノスミカ』などで知られる静岡市出身の映画監督・山本起也氏をお招きし、『カミハテ商店』を上映したときの様子。トークショーも行われた。

視聴覚ホールでは定期的に、映画の上映会や映画監督のトークショー、落語、コンサートなどのさまざまなイベントを行っています。

●南部木曜シネマ
毎週木曜 13:30~、申込不要、先着200名、入場無料。
月ごとにテーマが設けられ、無料で映画館気分を味わえるうれしい企画。平日の午後に開催されるので、定年後の新たな趣味として楽しむ方も。

●こどもシネマ館
主に第1・3土曜 14:00~、申込不要、先着200名、入場無料。
乳幼児から小学生を対象としており、薄明かりの下で上映するので、暗闇が苦手なお子さんでも大丈夫。映画デビューの場としてもおすすめです。休日の子ども相手に苦戦を強いられているお父さんにも好評だそう。

本格的な落語を気軽に楽しめる

視聴覚ホール

●南部図書館寄席
年1回、おおよそ秋の夕方に、生の寄席を実施。緋毛氈(ひもうせん)と座布団で、視聴覚ホールの舞台が高座に早変わり! 寄席囃子(よせばやし)がさらに会場を盛り上げます。最近、ますます人気が高まりつつある落語。予約不要で無料、仕事帰りに寄ることができる時間帯の開催で、入退場も自由なので、落語デビューの初心者から落語ファンまで気軽に楽しめます。



●コラボイベント
5月には、野外と映画とフランスのイベント「シズオカ×カンヌウィーク」と連携して、カンヌ映画際に関係する作品の上映や映画に関する展示を行っています。


●南部図書館講座「子どもの本を楽しむ」
子どもの本について理解を深めながら、さまざまな児童書に親しむことで、新たな本に出会うヒントやきっかけを作る、大人向けの講座。開館の翌年から続く人気講座で、自分の子どもへの読み聞かせや学校の読み聞かせボランティア、大人になってもう一度児童書の世界に触れてみたい方など、約20~40名程度が参加。秋スタートで全6回のコース。無料で受講可能。

「静岡子どもの本を読む会」の方を講師に迎えた講座「子どもの本を楽しむ」の様子。託児サービスも実施する。


【静岡市立南部図書館】

敷地内には、飯田善國作のモニュメント「海の光」がある。風を受けると2枚のステンレス板がゆっくりと回転する。

■住所/静岡市駿河区南八幡町3番1号
■電話/054-288-2151
■FAX/054-288-4045
■駐車場/60台(駐車時間1時間)
■駐輪場/150台
■休館日/国民の祝日の次の平日、毎月第2月曜・第4水曜(国民の祝日に当たるときは翌日)、資料点検期間、年末年始
■開館時間/月~金曜9:30~19:00、土・日曜・国民の祝日9:30~17:00
■交通(バス)/しずてつジャストライン石田街道線「中田三丁目ダイワハウス前」下車徒歩5分、みなみ線「駿河区役所・静岡新聞社前」下車徒歩5分
静岡市立南部図書館HP