「まちぽスタンプ」は、いろいろなスポットやお店でスタンプを集めて楽しめるスマートフォンアプリです。スタンプラリーでお店や街をめぐったり、気に入ったお店のスタンプカードをアプリ内にいくつも持ったり、楽しみかたはいろいろ。
これまで、シズオカ×カンヌウィーク2017、夜店市、遠州バザール、大道芸ワールドカップといった街のイベントとコラボしたスタンプラリー企画や、パン屋さんや、和菓子店を巡る自社企画のスタンプラリーをまちぽスタンプを使って実施してきました。
今回は、このまちぽスタンプ内に、みんなで考えたスタンプラリーを作ろうというワークショップを番町市民活動センターさんの主催講座として実施させていただきました。
親子で楽しむ番町スタンプラリー
参加してくれた親子のみなさんに、まず、まちぽスタンプでのスタンプラリーを体験してもらうために、番町市民活動センター内を回遊するスタンプラリーをスタッフが作成。アプリに表示されるヒントをもとにセンター内に隠されたQRコードを探し、スタンプをゲットします。
ヒントは<お部屋がもし火事になったら近くの○○栓を使うよ>
最初のチェックポイントは、消火栓です。消火栓の扉の裏にQRコードを隠しました。
ヒントは「この施設唯一の富士山スポット。まどから見えるかな?」
番町富士山スポット。窓にQRコードを貼りました。この場所は、センター内から<富士山が見える唯一の場所>なんだそうです。
ヒントは「1Fの事務所に行ってみて。2Fとつながっているパイプに注目!」
センター1F事務室の給水管もチェックポイントにしました。1Fまではエレベーターで移動します。このように、全6カ所をあらかじめスタンプラリーのチェックポイントとして仕込みが完了しました。
番町市民活動センターの館内のスタンプラリースタートです。親子チームでヒントを頼りにQRコードを探します。
番町市民活動センターの職員さんも一緒に館内を回りました。
QRコードを読むと、「シャリーン」という音が鳴ってスタンプがゲットできます。
スタンプをゲットするとスタンプ画面にスタンプが貯まっていきます。
いよいよオリジナルのスタンプラリーを作ります。まずは、チーム分けをして、各チーム、スタンプラリーのテーマを決めます。
先ほどのスタンプラリーのコンプリートのご褒美のお菓子を食べながらチームでディスカッション。
親子でどんなスタンプラリーを作りたいか、どこを回りたいかを話し合います。
記入シートにチームで話し合った内容をまとめていきます。
スタンプの登録は専用のシステムを使って登録します。誰もが自由にスタンプラリーを登録できるシステムは来年あたり登場するかもしれません。
シートに記入してもらった内容をもとにスタッフが、スタンプラリーのタイトルや説明文をシステムに入力していきます。
スマートホンで写真を選択して、画面に表示された地図で位置情報を登録していきます。
スタンプラリーのテーマが決まったら、今度は、チェックポイントを登録します。チェックポイントは写真投稿のWebアプリを使って登録します。参加者がそれぞれ、スマートホンに保存されている写真を選んで投稿していきます。
ワークショップの最後に、各チームできあがったスタンプラリーを発表してもらいました。この時点でスタンプラリーは、すでにアプリに登録されており、実際にアプリの画面をスクリーンに映しながら、発表してもらいました。
全国の鉄道スポットを巡ります。この写真からいくつ分かるでしょうか。
鉄道が大好きというIさん親子のスタンプラリー。北は埼玉から南は福岡まで、今回作ったスタンプラリーの中では最も広範囲のスタンプラリーコースです。名古屋の「リニア鉄道博物館」や大宮の「鉄道博物館」など、鉄道好きにおススメのスタンプラリーができました。難易度は5です。
[こちらから楽しめます]
いままで行ったお気に入りのどうぶつえんとすいぞくかんをまわるスタンプラリーです。
観光ガイドなどの編集を手がけるYさん親子の静岡東部を中心にしたスタンプラリー。ライオンいません!キリンもいません! は虫類たくさんの「動物園IZOO」や、カピバラに会える三島の「楽寿園」など動物いっぱいのスタンプラリーです。難易度は4です。
[こちらから楽しめます]
じょうほく公園をおさんぽする時にぜひいってほしい場しょです。
城北公園の近くにお住まいの、KさんとMさんの親子チームで作ったのが、城北公園を回るスタンプラリー。普段、散歩している近くの公園にも、面白いスポットがいっぱいあります。城北公園に「地殻変動測定器」があるんだそうです。チェックポイントが近くに集まっているので、難易度は1です。
[こちらから楽しめます]
いままでに行ったことのあるきれいなイルミネーションを集めました。終わってしまっているのもありますが、また、新しいイルミネーションをやっていると思います。場所は遠いですが、とってもきれいですよ!
アプリエンジニアのMさん(筆者)親子が作ったのは、イルミネーションのきれいな場所をめぐるスタンプラリー。静岡市では鉄板の青葉シンボルロードや、富士川楽座の観覧車、伊豆ぐらんぱる公園などキラキラスポットを集めました。難易度は4です。
[こちらから楽しめます]
静岡の歴史スポットや和菓子やさんをめぐるスタンプラリー。静岡駅をスタートして、秋のさんぽを楽しみながら、おいしい和菓子でおやつタイムも楽しんでね。
Sさん親子が作ったのは、静岡市の歴史を学びながら、和菓子を楽しめるスタンプラリーです。竹千代像や駿府城公園東御門などをめぐりながら、あべ川もちの石部屋さんや、茶ふるの前田金三郎商店さんなどがコースに含まれています。難易度3です。
[こちらから楽しめます]
まちぽスタンプをリリースしたときに、みんなでこのアプリの中にスタンプラリーを作る企画をやってみたいと思いました。
そして、今回のワークショップを終えて、遠くの場所だけでなく、歩いていける場所にも魅力な場所がいっぱいあることがわかりました。
お父さん、お母さんのスマートホンの中には、親子の楽しい思い出の写真がいっぱい詰まっていました。
子ども達が行ってみて楽しかったところをみんなに知ってもらうための表現方法として、スタンプラリーの可能性を感じることができたと思います。
また、このようなワークショップを開催したいと思いますし、これからも街を楽しんでもらうアプリを開発していきたいと思います。
最後に、参加してくれた親子のみなさん、ご協力いただきました番町市民活動センターの職員の皆様、ありがとうございました。
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