平成29年11月下旬、「長田唐芋」の生産者である小野田潔和さんの畑を、JA静岡市 長田営農経済センターの山森好登さんとともに訪ね、お話をうかがいました。
4月に植付けをし、1か月に1回程度土寄せ、そして11月上旬から収穫が始まるそうで、だいたい3月いっぱい店頭に並ぶといいます。
ふかふかの土で育つからか、風味が濃い唐芋が育つようです。
長田地区は、桃をはじめとした果樹栽培が盛んな地域。
「最近、耕作放棄した荒れた茶畑が増えてきていました。そこで、茶畑の転換作物をJ A静岡市と探してみたところ、唐芋に出会いました」。
数々の里芋を食べてみたところ、一番おいしいと思う品種を見つけ、これなら静岡の新ブランドになるかもしれないと、栽培を始めたそうです。
「まだまだ認知度が低いので、まずは皆さんに知ってもらうことから始めたい」と話してくださいました。
最近では、テレビでも紹介していただく機会が増えてきたそう。いずれは、たくさんの人に知ってもらえたらと話します。
長田唐芋マスコット「とうまるくん」
平成26年に「長田唐芋部会」を立ち上げ、29名の生産者が参加しています(平成29年11月現在)。
長田地区の生産者が中心ですが、他にも静岡市内各所で畑を持つ生産者もいるとのことです。
JA静岡市の女性職員が、長田唐芋のマスコットキャラクターを描き、名前を公募。「とうまるくん」に決まりました。
売り場では、このマスコットが目印。探してみてくださいね。
南部じまん市の売り場の様子
「長田唐芋」は、現在、下記の場所で販売しています。
●JA静岡市ファーマーズマーケット
南部じまん市/長田じまん市/しづはたじまん市/あさはたじまん市/北部じまん市
http://ja-shizuokashi.org/market/jimanichi
https://www.aeon.com/store/イオン/イオン清水店/
価格は、次のようになっています。
●Sサイズ/280円
●Mサイズ/300円
●3L、2L、Lサイズ/350円
大きめのサイズは煮物に、小さめのサイズは皮付きのままふかして塩をつけていただくのがお勧めだそうです。
煮物やおでん、味噌汁に入れたり、料理酒・醤油で下味をつけ、小麦粉(もしくは片栗粉)をまぶして唐芋唐揚げにしてもおいしいそうです。
JA静岡市じまん市各店や、イベントでの出店の際には、「長田唐芋」を使った「里いもコロッケとうまるくん」を販売しています。
また、JA静岡市じまん市各店では、冷凍のコロッケ(5ケ入り、480円)も売っているそうです。
また、「長田唐芋」を使った料理を提供しているお店もあるそうです。次のお店へお立ち寄りの際には、ぜひ食べてみてくださいね。
http://www.shouetsu.co.jp/umibouzu_honten/
http://www.nasubi-ltd.co.jp/index.php
開発中の「しずまえしらすコロッケ」の試作品
その他にも、しずまえ振興協議会用宗地区部会と連携して「しずまえしらすコロッケ」の商品化を検討しています。用宗の名産品しらすと「長田唐芋」がコラボレーション。まだ試作段階ですが、完成するのが楽しみですね。
JA静岡市 長田営農経済センター
住所/静岡市駿河区手越原288-2
TEL/054-259-3233
FAX/054-259-3164
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