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助産師さんに聞きました!【妊娠中のお悩み編】

前回のコラム「助産師との二人三脚で、 妊娠・出産・子育てをもっともっと楽しんで!」(※下記参照)でもご紹介した、ファミールリンク株式会社の助産師 佐藤めぐみさんに、産前から産後に多くの女性が感じる不安や、悩みについて伺いました。 今回は【妊娠中のお悩み編】。中でも多くのプレママやママから寄せられた「体重管理」についての悩み、そして、「心」と「体」の不安や、家族や職場などの「周辺環境」のことについてアドバイスをいただきました。

「助産師との二人三脚で、 妊娠・出産・子育てをもっともっと楽しんで!」

https://machipo.jp/column/53

妊娠中の体重管理はどうすればいいの?

妊娠中の体重増加は前向きに考えよう

妊娠中に体重が増えるのは当たり前のこと。赤ちゃんが成長して、ママの体が産む準備をしている、大切な現象なのです。特に、スリムな女性が体重増加を気にしすぎると、赤ちゃんの体重が小さかったり、妊婦さんの栄養不足で赤ちゃんが脂肪肝になりやすくなったりする、という報告もあります。
以前は、「妊娠する前の体重から10キロくらいの体重増加で。」と言われていましたが、妊娠する前に、痩せ気味か、普通か、太り気味か、でも違ってきます。「スリムな芸能人ママが妊娠中に15キロ太ったけど、もとに戻った。」という記事もみますよね。そのくらい増えることが必要な人もいるのです。

体重が増えすぎて困ることは?

体重が増えすぎた場合に気になるのは、「お産が大変にならないか?」「産んでもとに戻るのか?」ということではないでしょうか。スリムで難産な方もいれば、ふくよかでも安産な方もいます。「太る」=「難産」ではありません。ただ、食べ過ぎに加えて、適切な運動ができずに体重が増えた場合は注意が必要です。食べる量に見合った運動ができているかどうかも考えながら過ごしましょう。
産後すぐには体重も体系も戻りませんが、赤ちゃんがおっぱいをたくさん飲んでくれて、ママも育児しながらしっかりと体を動かしていけば、体重も体形も戻っていきます。もちろん、産後も食べ過ぎたら太ってしまいますが…。

知らないうちに太っているはNG

妊娠中におススメなのが、いわゆる“測るだけ”ダイエット。妊娠中は当然体重が増えるのですが、何も気にせずに過ごしていると、妊婦健診で測ってみてビックリということもあります。体重を測るということは、自分の生活を振り返ることです。外食が続いていたり、寒いから動かないなど、生活習慣の問題はありませんか?ただし、食べ過ぎや運動不足という訳ではないのに体重が増えることもあります。また、体重が増えやすい時期というのもあります。毎日体重を測ることで、増え過ぎる要因となる生活習慣があったら見直すこと。なければ、赤ちゃんが成長し、自分の体が出産準備をしているのかも?と思い、続けて様子をみてみましょう。いずれにしても、ストレスを感じるほど悩むことではないのです。

妊娠中の腰痛、産めば治る?

お腹が大きくなると、腰痛になる人が増えます。「妊娠すれば腰痛は当たり前?」「産めば治る?」昔はそう思われていましたが、実はそうではありません。腰痛になりにくい妊婦さんもいますし、産んでも治らない腰痛もあります。
妊娠中の腰痛は、骨盤の緩みや歪みが原因のことが多いといわれます。骨盤の緩み・歪みは、時に出産や、産後のスタイルにも影響します。妊娠中から積極的に腰痛解消のためのケアや、骨盤のケアすることで、結果的に安産や産後のスタイルキープにつながります。骨盤ケアを勉強している助産師さんがいれば相談してみましょう。

妊娠中の心の不安…無事に産まれるのかな?

赤ちゃんの顔を無事に見るまでは、ちゃんと産めるのだろうか?赤ちゃんは元気で健康かしら?など、いろいろな不安があると思います。これをすれば一発で不安解消というものはありませんが、おすすめは2つ。
一つは、同じ仲間、要するに妊婦さん同士でお話しする機会をもつこと。悩みや不安があるのは自分だけじゃないと思うだけで安心でき、気持ちが軽くなることも多いのです。
もう一つは、何か一つ決めて毎日努力する。例えば、「妊娠中にトイレをきれいにするとキレイな子が産まれる」なんていうジンクスにあやかってトイレ掃除を毎日続けてみる。安静が必要な人は、お腹の赤ちゃんへの一言日記をつけてみるなど。どんなことでも良いのですが、何かを毎日頑張ったという自信が、不安を払拭する力の一つになりますし、その努力の中で、まだ見えない存在である赤ちゃんを信じてみようという気持ちも高まるはずですよ。

職場や家族など、周りとの関係について

仕事を持つ妊婦さんが増えている現在、“職場に気を遣う”という妊婦さんの声もよく耳にします。その気持ちもわかりますが、それで頑張り過ぎた方にもこれまでたくさん出会ってきました。厳しいことを言いますが、職場ではあなたの代わりになる人が、必ずいるでしょう。でも、赤ちゃんのママの代わりはあなた以外に誰もいません。お腹の中から子育てはもう始まっていますよ。お腹の赤ちゃんがどう感じているかを思いながら、行動してくださいね。
ご主人も含め、職場の大人も、妊婦さんという存在に慣れていない人が多いもの。自分の状況を察してもらうのは難しいでしょう。だから、今の自分の体調や気持ちはこんな感じと、伝えられる人には伝えるように意識しましょう。家庭でも職場でも、自分の理解者を増やすことが、妊娠中のストレス軽減や、生活のしやすさに繋がります。
また、上のお子さんがいる方も同じです。赤ちゃんが産まれる前から、赤ちゃんがいる生活をイメージできるよう、ママがうながしてあげましょう。上のお子さんと一緒にお腹を触って、お腹の赤ちゃんが静かな時は、「寝んねしているのかな?寝んねの時は静かにしてあげようね。」といったな感じで、お子さんにも赤ちゃんの様子や成長が理解できるように心がけてお話ししていくと、赤ちゃんが産まれた後も、お姉ちゃん、お兄ちゃんとして、赤ちゃんの存在を理解し、ママと一緒にお世話してくれるかもしれませんよ。

―次回【産後のお悩み編】へつづく。

答えてくれたのはこの人

Profile:ファミールリンク株式会社代表 助産師 佐藤めぐみさん

41歳。静岡市出身。静岡市立看護学校卒業後、静岡県立厚生保育専門学校助産科にて助産師の資格を取得し、旧母子整体研究所・NPO法人フィジカルサポート研究会のメイン講師として活動。平成19年に地元静岡で「子育て整体サロンめっこ」を開業し、2014年10月ファミールリンク株式会社めっこ事業部を設立。助産師ネットワークを活用し、妊産婦・産後のママへ幅広いケアを提供している。現在、自身も2歳児と0歳児のママとして育児に奮闘中。
一般社団法人静岡県助産師会会員 
「トコちゃん誌上助産院へいらっしゃい」共著

第1回「助産師との二人三脚で、 妊娠・出産・子育てをもっともっと楽しんで!」

https://machipo.jp/column/53

HP:ファミールリンク株式会社

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BLOG:ファミールリンクの「しあわせママになる準備スクール」

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