訪れたのは、駿河区中原にある「こっこ庵」。株式会社ミホミ本社に併設された直売店です。ここでは、ミホミが提供する銘菓が勢揃い!「こっこ」はもちろん、「安倍川もち」や「静岡みかんジュース」など、静岡を代表する商品を販売しています。
店内横の「こっこギャラリー」にて、「こっこ」の製造過程をお勉強中
「こっこ」は、和菓子を作る技術を用いて、昔ながらの蒸し器で蒸しあげます。ここで使われるのが、平成の名水百選にも選ばれた、「安倍川」です。安倍川の豊富な伏流水は、水道水にも使われるほど、水質が良い静岡市の宝。地元ゆかりのおいしい水を使って、じっくりと「こっこ」は誕生します。
ふと、店内を見渡してみると、見たことのないようなレア「こっこ」がたくさん!CMでもお馴染みのいちご味の「こっこ」を始めとする8種類の味のバリエーションに加え、こっこちゃんはたまごスープや味付きうずらのたまごなど、数多くの種類が販売されています。「こっこ庵」限定販売のアイスキャンディーは夏にぴったりの爽やかな味で、種類もやっぱり豊富です。
先代の社長は、大のたまご好き。昔から、たまごをたっぷりと使った商品を考えていたそうです。そこで社長は、たまごから連想された「こっこ」というネーミングを、商品開発前にも関わらず商標登録してしまいました。その後、たまごを使ったふんわり菓子のブームと共に、1985年「こっこ」は誕生します。誕生した当時から受け継がれるアイデアマン精神が、この商品展開の多さに繋がっているのです!
かわいいこっこちゃんの仲間たちが迎えてくれる「こっこギャラリー」
「こっこ」が一躍、県民に知られるようになったきっかけがテレビコマーシャルです。幼い頃から「こっこ」のCMと共に育ってきた私たちはまさに「こっこ」世代。気付いた時にはすでに知っていた、という方も少なくないでしょう。このようにミホミは、CMを筆頭に、パッケージデザイン、キャラクターや名産品とのコラボ、オリジナルグッズの開発など、プロモーションに対してとても意欲的に活動しています。
「こっこ」の魅力をたっぷり教えて下さった企画担当本部長の渡邉さん
お土産は外部の人たちに向けたものと思われがちですが、「こっこ」は静岡県民に向けてのプロモーションを忘れません。まずは県民に愛されることによって、「こっこ」はお土産として外へ旅立っていくのです。つまり、県民は「こっこ」の旅立ちのための重要な役割を担う、いわば親のような存在。これからも「こっこ」の旅立ちを見守っていきたいですね!
社名:株式会社ミホミ
住所:静岡市駿河区中原696-1
TEL:054-281-9335
設立:1953年
事業内容:菓子、食品、茶類、飲料の製造・販売
ホームページ:http://www.cocco-cocco.jp/
直売店「こっこ庵」(上記本社に併設)
住所:静岡市駿河区中原695
TEL:054-281-9336
営業時間:10:00〜17:00
定休日:水曜日
駐車場:40台
ホームページ:http://www.cocco-cocco.jp/coccoan/
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