見れマス、のめマス、楽しめマス。富士宮まつりで、地酒「マイ枡」スタンプラリーに参加！
2016年11月3～5日に開催された「富士宮まつり」。20の山車・屋台による激しい競り合いや各区ごとに異なるお囃子などの中、大いに盛り上がりを見せました。枡を持ち歩いて地酒を飲むスタンプラリーも盛況。3日にわたって楽しめるところが魅力です。
祭りの盛り上がりに合わせるように、
「祭りが見れ枡・お酒がのめ枡・いろいろ楽しめ枡」
と銘打った「マイ枡スタンプラリー」にも、多くの方が参加していました。
このイベントは、祭典本部で「マイ枡」を500円で購入、
その枡とスタンプカードをもって20箇所ある地区の会所へ行くと
富士宮の地酒を1杯ずつ無料で飲むことができるというもの。
さらに、祭典実施の20区の各会所を全てまわってスタンプを集めると、
なんと地酒一升がもらえるという、なんとも太っ腹な企画なのです。
祭典本部に詰めていた観光課の方によると、通算で10回は開催しているとのこと。
年々スタンプをすべて集める人が増えており、
昨年は50人以上の酒豪が一升酒を手にして帰ったそうです。
せっかくの機会なので取材スタッフもこのスタンプラリーに参加しました。
どちらの会所でも、すぐさま枡にお酒を注いでスタンプを押していただき、
このスタンプラリーに慣れていらっしゃる様子。
はいどうぞ、枡を出してくださいね～
おーっとっとっと、ハイ、つぎますよぉ
会所によってはわざわざ椅子を用意してくれたりつまみを用意してくれたり、
さらには、ここからどういうルートで回ると効率が良いかといったアドバイスもいただくなど、
温かく迎え入れていただきました。
街中の会所は比較的歩いて回れるのですが、
郊外にある会所では「タクシーで乗り付けた人もいたっけよ」という声も聞かれました。
飲兵衛や1日しか時間がないならそれも一つの手ですが、飲みすぎは禁物。
2日、3日と日数をかけて、ゆっくり楽しむのがおすすめです。
普段は車で素通りしてしまう路地や川の流れを見ながら、
遠くから聞こえてくるお囃子の音を聞きつつ酔い覚ましの散歩をする。
秋宮の楽しみ方の一つとして定着するとよいですね。
日が落ちて、祭りのにぎわいもヒートアップ
筆者はこの日、8つの会所をまわってすっかりいい気分。
富士山湧水仕込みの地酒を大盤振る舞いというこの企画、
湧水の恵みや地元の酒蔵があってこそ。来年は、めざせ一升酒！？