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2017年03月08日

この餃子を求め、県内外からファンが訪れる。【お食事処みさ】の餃子定食を食べたい!

富士宮市のなかでも、農地が多く有機農業が盛んな柚野エリア。ここに餃子ファンが遠方からわざわざ訪れる人気店があるのだという。カンタンには信じられないが、本当なのだろうか? 人々をひきつける餃子とはどんなものなのか? 餃子が、そして「お食事処 みさ」が愛されている理由を探ります。

店主のみさ子さんが作る“おふくろの味”を、ふと食べたくなるのです。

メディアでもたびたび取り上げられ、地元ではよく知られている「お食事処みさ」。
ともかく食べに行ってみなくては。


お店へのアクセスは、
県道75号線沿いを柚野保育園に向かう小道に入り(写真中央の看板に従って)、すぐ右折。


民家と一続きになった店舗が道路側に建っている。
敷地内にはたっぷりの駐車スペースあり。


店内は、テーブル席が3つに座敷席が2つ。こぢんまりとしてアットホームな雰囲気。

「ヒレカツ」「野菜炒め」「ラーメン」など幅広いメニューがそろうなか、
今回いただくのは、もちろん「ぎょうざ定食」¥780。
定食は、ご飯、味噌汁、冷奴、自家製の漬物付き。


餃子は、一般的なサイズより一回り大きめ。一口には入らない大きさだ。
5個並ぶと、それだけでなかなかのボリューム感がある。


半分に割ると、キャベツやニラなど野菜たっぷりの緑色。
これでもかというくらい具が入っていてもパンパンに詰まって固いということはなく、
口当たりはふんわり柔らか。その秘密は、特注の皮。
たっぷりの具を余裕を持たせて包めるように作った皮を卸してもらっているのだ。

パクッと一口。まず口を占領するのがキャベツのシャキシャキとした食感。
皮が柔らかくて薄いので、キャベツの歯ごたえがしっかりと感じられる。
野菜メインで淡白な味になりそうなところ、にんにくがガツンと効いていてクセになる。
噛めば噛むほどキャベツの甘み、ニラの風味が広がっていく絶妙なバランスだ。
新鮮な素材を新鮮なうちに調理するのがモットーということで、
野菜はできるだけ富士宮市産のものを使っている。

定食でなく、餃子単品(¥520)も用意。
徒歩圏内のご近所さんなら、ビールとともに注文して間違いなし。
ただし営業時間内に売り切れてしまうこともあるので、食べたい方はお早めに。


もう一品プラスするなら、「レバニラ炒め」がおすすめ。
臭みの少ないレバーとシャキシャキとした歯ごたえの玉ねぎに濃厚なタレがからむ。

オープンから27年、「お客さんに応援されてきたからこそ、今まで続けてこられた」という店主のみさ子さん。
特別に派手な仕掛けをしているわけではなくとも、おいしい野菜と皮を選んで
コツコツまじめに餃子を作り続ける、その姿勢と変わらない味にファンがついている。
味に惹かれた近隣の会社員がブログでお店を紹介したり、
会社見学の帰りに遠方のお客さんがバスツアーを組んで餃子を食べにやってきたり。
柚野エリアに来たら、ぜひ訪れてみたい1軒だ。

◆お食事処みさ
TEL 0544-67-0173
富士宮市上柚野50-2
11:30-13:30、17:00-19:30
月曜休み
駐車場あり

関連URL

納豆店なのに餃子が有名!?【村松商店】

https://machipo.jp/com/fujinomiya/column/23975

製麺所だけど餃子も人気【めんの叶屋】

https://machipo.jp/com/fujinomiya/column/23980

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