ヤングコーンのヒゲがこんなに美味しいなんて!! 食べなきゃ損。【 富士宮の特産品/農産物/トウモロコシ 】
ヒゲ付きヤングコーンの美味しさが目からウロコ級だって、みなさんはご存知ですか。ヤングコーンまたはベビーコーンと呼ばれるのは、トウモロコシの実が大きくなる前に、ほかの実に栄養をまわす間引きを兼ねて若採りしたもの。その年の気候や地域などで少し変わりますが、5月中旬頃から7月にかけ、皮やヒゲが付いたままのヤングコーンが出回るようになります。もし農産品の直売所などでヤングコーンを見かけたら、ぜひ一度買って、ちゃんと味わってみてください。
トウモロコシの名産地でもある富士宮、必然的に良いヤングコーンが購入できるんです。
気になる「ヒゲ付きヤングコーン」の食べ方ですが。試しにネット検索してみると、思いのほか多彩で多数のレシピが紹介されてます。天ぷら、フライ、グリル焼き、蒸し焼き、炒めもの、茹で、スープ、サラダ、、。驚くことに、ヒゲだけを使った和え物や酢の物まで見つかります。ヤングコーン・ヒゲフリークの熱意に脱帽。
▲ 富士宮市内で売られていたヤングコーン(ベビーコーン)。
サイズばらばらで袋詰め、一袋に10本ほど入ってお値段的にもリーズナブルでした。サイズによって食べ方を変えれば腕の振るいがいもある。ヒゲ付きヤングコーン、一度食べたらヤミツキ警報発令。
▲ 富士宮市淀師産のトウモロコシと比較。手前がヤングコーン。
富士宮の初夏を代表する味わい。市内でも地区などによって市場に出回るタイミングが変わります。ヒゲの本数は実の粒数とほぼ同じなんだそう、不思議ですね。
▲ 皮を剥くと表れるヒゲ、透明感があり、とてもキレイ。
ヒゲ自体の栄養価が高く、古くから生薬として使われているそう。茶色に変色した部分があればカットして使いましょう。繊維質が硬くなってしまうトウモロコシのヒゲとは別物、知らずに捨てていたことを悔やむほどの食材。
ネットのレシピを参考にいくつか調理してみました。
A-1) フライパンで揚げ焼きにしてみました。生でも食せるものなので焼き加減はお好みで。
A-2) 油をきって出来上がり。ヒゲは飴細工のような食感、シャクシャクふわふわ。
B-1) 皮付きヤングコーンのホイル焼き。アウトドアでも楽しめるレシピのひとつ。
C-1) ひとつまみの塩を入れてボイル。あざやかな緑のヒゲが食欲をそそります。
C-2) 写真映えする、サラダ感覚の一品。ヒゲの味は癖のない葉野菜のよう。
D-1) ラップで包み電子レンジでちん! 間違いなし。ビールとの相性もとびきり。