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2019年07月16日

歴史あり、人智あり、出会いあり。地域の食文化と富士宮やきそば 【 食のまちづくりフォーラム 】

全国各地に星の数ほどあるご当地グルメの中で、バツグンの知名度を誇る富士宮やきそば。新元号の令和をむかえたばかりの「食のまちづくりフォーラム」では、「地域の食文化と富士宮やきそば」と銘打ち、講演会&パネルディスカッションを開催しました。会場の富士宮市駅前交流センター「きらら」集会室には約60名の観覧者がつめかけ、野瀬氏や熊谷氏の講演などに耳を傾けました。地域ごとに異なる食文化の多様性を知ることで、富士宮ならではの特色を再認識した方が多かったようです。

富士宮やきそばを通じて、地域にとらわれる事なく、多くの人たちとの輪が広がる。

⬛︎ 食のまちづくりフォーラム「地域の食文化と富士宮やきそば」
7月13日(土)14時〜、富士宮市民駅前センター「きらら」集会室、入場無料。第1部:特別講演会/第2部:パネルディスカッション


会場の富士宮市駅前交流センター「きらら」(富士宮市中央町5番7号)、JR身延線・富士宮駅から徒歩1分。


冒頭に須藤富士宮市長が挨拶。富士宮市における富士宮やきそばの功績などを改めて語りました。


今回コーディネータを務めた「NPO法人まちづくりトップランナーふじのみや本舗<富士宮やきそば学会>」の渡辺孝秀代表。


開講に先立ち渡辺氏が今回の講師を務めてくれた野瀬氏と熊谷氏の紹介をしました。

第1部・特別講演会(約30分間×2)


講師の野瀬泰申さん。日本経済新聞特任編集員、B1グランプリ主催団体「ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会(愛Bリーグ)」会長。


天ぷらにソースをかける。カレーに玉子を入れる。古いたくあんを煮るなど。興味深い食文化の地域差を話してくれました。


講師の熊谷真菜さん。食文化研究家、日本コナモン協会会長。コナモン文化の普及と継承に関わる。(コナモン=小麦粉を使った各種フード)


ダジャレ〜親父ギャク戦略を推進していた(故)渡邉英彦会長とのエピソードトークを交え、各地のやきそば事情を教えてくれました。

第2部・パネルディスカッション(約50分間)


パネラーに郷土の名士・渡井正二氏(富士宮市文化財保護審議会委員)を加えてパネルディスカッションがスタート。


富士宮ならではの食文化を軸に、地元民にとって馴染み深い話から、全国的な視点による解説など多彩な議論が交わされました。


フォーラムの中で昨年12月に逝去した「富士宮やきそば学会」の(故)渡邉英彦会長への黙とうを参加者一同でおこないました。

関連URL

富士宮やきそば学会 (故)渡邉会長お別れ会:記事

富士宮市フードバレー構想

駅前交流センター「きらら」

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