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2020年07月06日

スイートコーン3種類、イロイロ比べてみました。ゴールド、シルバー、バイカラー。【 富士宮の特産品/農産物/トウモロコシ 】

写真映えという言葉が認知されてしばらく経ちますが。夏の風物詩として近年人気を高めるトウモロコシは、力強い黄金色のフォルムで好感度ばつぐん。その「映える見た目」がファンを増やす大きな理由になっているように思います。今回は3タイプに大別されるトウモロコシ(スイートコーン)を並べて比べました。それぞれのイエローハッピーを美味しく楽しんでみてください。

富士宮ではゴールドコーン品種「ゴールドラッシュ」がたくさん栽培されてます。

ふだん私たちが食べているトウモロコシは、スイートコーン(甘味種)と呼ばれるもので。そのスイートコーンは3つのタイプ(種類)に分けられます。トウモロコシの栽培は全国各地で盛んで、近年は全国各地でイロイロな商品名のスイートコーンが続々と登場しています。増え続けるトウモロコシの名前を覚えるのは大変ですから、まずは粒の色が違う3タイプを見分けていきましょう。買い物の際に役立ちます。


ゴールデンコーン(黄粒種)。粒がすべて黄色。色艶からして「Theトウモロコシ」という印象。粒皮やわらか。粒は大きくジューシー甘みと旨味がある。茹で蒸し焼きだけでなく、天ぷらなど加熱料理にしても抜群。


シルバーコーン(白粒種)。粒が白っぽいトウモロコシ。粒皮やわらかい。流通量は多くない。生で食べられると珍らしさが誇張されますが、サラダなど生食向きの料理に利用したい。


バイカラーコーン(バイカラー種)。黄と白の粒が3対1で混じるトウモロコシ。現在日本におけるトウモロコシ栽培の主品種だそうです。静岡県西部で評判の「甘々娘」はこちらの品種。


せっかくなので3タイプを生で実食。結果はどのスイートコーンも甘くやわらかでした。

「白粒種」は皮が薄く粒汁が豊か。果物のようという表現はややオーバーですが、生で食べる楽しみはあります。「黄粒種」「バイカラー種」も甘くみずみずしいですが、少しだけ野菜のえぐみがありました。生で食べるどうこうより、トウモロコシは日持ちしませんから、ともかく鮮度の良い品を選ぶことが重要です。

茹でる、蒸す、焼く。BBQやキャンプでも、おいしく重宝する食材。


次に茹でた3タイプを実食しました。今時のスイートコーンはどれもが甘くて、やわらかジューシー。生食も注目されますが、やはり加熱調理することで甘さや滋味がきわだつ野菜であると感じます。

トウモロコシはとてもデリケートな野菜。品種も大事ですが、それぞれの土壌や栽培方法、収穫してから流通するまでの時間などが味と品質に大きく影響します。できるだけ産地で購入し、できるだけ早く食べましょう。

富士宮市内には新鮮な地場野菜を扱う直売所・施設が多くあります。おいしいトウモロコシや野菜のお買い物を楽しんでください。

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富士宮市役所(4階)農業政策課・ 食のまち推進室

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