輝く粒に、かぶりつけば、夏はすぐにやってくる。【富士宮の特産品/農産物/トウモロコシ】
美味しいトウモロコシを求め、産地まで出かける人たちが増えてます。トウモロコシ(スイートコーン)の品種は3タイプ。実の粒が黄色か白色、または黄白の混合になります。そのなかにゴールドラッシュ、甘々娘、サニーショコラなどいろんな種類がありますが。種類うんぬんよりも、その地域その土壌にあった品種を選び栽培することも大事なんだそうです。また昔と違い今時のトウモロコシは甘くやわらか、生で食べれる品も特別ではなくなりました。ネット情報も参考になりますが、生産現地の富士宮にはリアルで鮮度のいい話題がそろってます。初夏を迎えたら、富士宮のトウモロコシを、ぜひ気にしてみてください。
夏キャンプやBBQでも大活躍。買い出しでハズせない食材です。
実はとてもデリケートな野菜、トウモロコシ。畑で穫られた時から、味は落ちていくそうです。 「家に帰るまでが遠足」に言い換えるなら、「買って食べるまでがトウモロコシ」。できるだけ早く調理して、美味しく食べましょう。
トウモロコシは鮮度が肝心要。富士宮は産地だからこそ、収穫されたばかりの品を買えます。皮をむけば鮮度はたちまち落ちますから、皮付きを買うのが原則。またすぐに調理できないようなら、茹でなど調理済み品も検討してみてください。
トウモロコシの食べ方:電子レンジ(例)
調理例その1) 地元ベテラン農家のお母さんに教えてもらいました。皮はぜんぶ剥かず数枚を残して食品ラップで包みます。水気が保たれます。
調理例その2) 電子レンジでチン。今時のトウモロコシは柔らかく、水気が多く数分でアツアツになります。サイズや種類、お好みで加減し試してみましょう。 *写真手前は人気上昇中のヤングコーン(ベビーコーン)ヒゲ付き。
「朝採り」というコトバの一人歩きに注意しましょう。
ここ数年、盛り上がる。「朝採り」をアピールのトウモロコシ販売。「朝採り」が注目されのは、トウモロコシは陽の光を浴びると夜間に実に蓄える糖分(甘さ)が減るためです。
● 「朝採り」を買ったら、すぐに食べないともったいない。
トウモロコシは「湯を沸かしてから穫れ」という比喩があるくらい。「朝採り」うんぬんより、新鮮なうちに食べることが大事だそう。
● 「朝採り」と表示していても、当日収穫とは限りません。
いつどこで穫られ、お店に届いたのか。販売者の方にたずねてみましょう。産地である富士宮の直売所はその点も頼れます。
富士宮産トウモロコシについて(あるあるネタ)
富士宮市がスゴいのは朝からトウモロコシを買える直売所が複数あるところ。柚野自由市(JA富士宮ふれあい市)は6時過ぎに開店(月曜〜金曜)。 *営業や品揃えは季節や天候等でも多少変わります
柚野自由市に立ち寄る母子。通学前にトウモロコシを品定め。これもひとつの食育、地場野菜の英才教育!?
柚野地区で栽培されるトウモロコシは「ゴールドラッシュ」がメイン。地元ベテラン農家のお母さん曰く、ここの土地に合う種類なんだそうです。
トウモロコシの害虫のなかには、若株の頃に潜り込み生育を妨げ喰い荒らすものがいるそう。例えば買う前にヒゲ部分の害虫有無をチェックすると良いみたいです。
農家を悩ませているのが鳥獣被害。人家に近い畑でもネットや電気柵の設置が増えてます。今一番の厄介者がハクビシンだそう。アライグマ、穴熊、タヌキもいるそうです。