生の落花生が手に入る富士宮ならではの「ゆるキャン飯」。メスティンで作る「落花生ご飯」。
楽ちんで失敗しないメスティン+固形燃料の調理。誇張ではなく超簡単に「落花生ご飯(炊き込みごはん)」ができました。この手軽さはキャンプ上級者ほど驚くかもしれません。生の落花生が出回る8月初旬から10月末頃まで、富士宮でのキャンプやBBQなどでぜひ味わってみてください。
茹で落花生だけじゃないと思った、生落花生のおいしい可能性。アクティブに楽しもう。
2合用メスティン(アルミ製クッカー)、固形燃料1つ、折りたたみ式の簡易コンロ、富士宮産の生落花生、塩少量、米1合を用意。今回はキャンプやBBQで便利な無洗米にしました。
今回あえてジャンボ系(おおまさり等)と通常サイズの生落花生をあわせて使うことにします。
生落花生の殻をむき、中の実(いわゆるピーナッツや南京豆)を取り出します。実の薄皮が気になるようなら取り除いてかまいません。
無洗米は水に浸す時間を少し長めにするといいようなので、予めメスティンに無洗米と水を入れておきます。むいた落花生の実と塩少量(4g位・お好みで加減)を入れます。このとき日本酒を少量入れても良いそうです。
準備完了、メスティンを簡易コンロに乗せて、固形燃料に着火します。
そのまま放置、固形燃料は20分ほどで燃え尽きます。調理完了、ほんと簡単です。
メスティンをタオルに包んで蒸します。熱くなっているので軍手を用意しましょう。
蒸し時間は15〜20分ほど。全体に熱が行きわたるよう蓋の方を下側に置くのがコツです。
蓋を開けると、旨そうな落花生ご飯が目に飛び込んできます。軽くかき混ぜて完成。おこげも上手にできてます。
落花生ご飯(落花生の炊き込みゴハン)。メスティンで作った「とうもろこし飯」と同じくらい上手に出来上がりました。味は豆ご飯よりナッツ感がありエスニック風、ジャンボ系落花生の方がピーナッツらしさが若干強めでした。
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*「落花生ご飯」「メスティン料理」のレシピはネット検索で多数見つかります。
*アウトドアで大人気の「メスティン」はスウェーデン発祥の万能クッカー、各社から販売されてますが厳密には「トランギア社」の商品名です。
富士宮市民が親しむ「しなす」に注目!!
富士宮では未成熟や規格外の生落花生を「しなす」と呼びます。塩茹でした独特の味わいは正にローカルグルメ。値段が正規品より安いのも魅力です。